イギリス運転免許証の切り替え方法!これを見ればもう心配ない!

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日本の運転免許証からイギリスの運転免許証に切り替える方法、なんだか難しそうですよね、でも安心してください。
こちらの記事を読めばイギリスの運転免許証を切り替える方法がばっちり書いてあります。1つずつ確実に進めていけば、無事にイギリスの運転免許証を取得することができます。

ここで私がイギリスの運転免許証を取得するに至った経緯をお話します。
私はYMSビザでイギリスへやって来ました。
BRPカードも無事に取得し、銀行の口座が開設できるだろうと思っていました。
しかし、当銀行員スタッフより「BRPカードでは身分を証明することができない」と言われ、自分名義の銀行口座を開設することができませんでした。
そのため取り急ぎイギリスの運転免許証を取得することにしました。

それでは手順に沿って一つ一つ詳しく解説していきます。
こちらの記事を読み進めて無事にイギリスの運転免許証を取得しましょう!

運転免許証の変更 

イギリスで運転を考えている方は、運転免許証を日本からイギリスへ移す必要があります。 

イギリスへの滞在が1年未満の予定の方→国際運転免許証の取得だけで大丈夫、
イギリスへの滞在が1年以上の予定の方→イギリスの運転免許証に切り替えましょう。

【国際運転免許証の取得】 

まずは、国際運転免許証の取得方法についてお話します。
国際運転免許証は日本滞在中に行う必要があります。 

運転免許センターへ以下のものを持参しましょう。 
・手数料 ¥2,400 
・パスポート 
・現在、交付されている運転免許証です。 
その日のうちに国際運転免許証を発行してもらえます。 

【日本の免許証をイギリスの免許証に切り替える】 

ここからが本番です。日本の運転免許証をイギリスの運転免許証に切り替えたい方に向けにお話ししていきます。

日本の免許証をイギリスの免許証に切り替えるのに、おおよそ7週間ほどかかります。 

対象者

日本の運転免許証からイギリスの運転免許証に切り替えるには、3つすべての条件を満たしている必要があります。
・有効な日本の運転免許証を所持している方
・英国に住み始めてから5年以内の方
・在留届を在英国日本国大使館に提出している方

これらの条件を全て満たしている方は、イギリスの運転免許証に切り替えることができます。

切り替えは、DVLA(Driver & Vehicle Licensing Agency)にて行います。
しかし、その前に在英国日本国大使館に「自動車運転免許証抜粋証明書」を発行してもらう必要があります。

それでは手順を1つずつ見ていきましょう。
まずは、自動車運転免許証抜粋証明書(英文)が必要です。

自動車運転免許証抜粋証明書(英文)の申請

英文の自動車運転免許証抜粋証明書を申請するためには、大使館のホームページから自動車運転免許証抜粋証明書申請書をダウンロードする必要があります。
こちらから大使館のホームページへアクセスしましょう。

ダウンロードした後、プリントアウトして必要事項を記入します。
記入方法は、大使館のホームページを参考にしてください。

自動車運転免許証抜粋証明書に必要事項を記入した後は、在英国日本国大使館に必要書類を直接持参する、もしくは郵送することで申請することができます。
直接持参する場合と郵送する場合で、必要書類が違うため注意しましょう。

大使館へ持参する場合は、来館予約が必要です。
在英国日本国大使館の来館予約をこちらから行いましょう。

来館する場合は、以下の書類を持って行きましょう。
必要書類は、次の通りです。
・自動車運転免許証抜粋証明書申請書
・パスポート(原本)
・日本の運転免許証(原本)
※日本の運転免許証は有効期限が切れていないか確認しましょう。

郵送する場合は、以下の住所に必要書類を郵送しましょう。
申請書送付先
Certificate Officer, Consular Section, Embassy of Japan
101-104 Piccadilly, London W1J 7JT
郵送する際に必要な書類は、以下の通りです。
・自動車運転免許証抜粋証明書申請書
・日本の運転免許証の写し(両面)
・パスポートの人定事項ページの写し(記載事項に変更がある場合は追記ページの写しも同封)

ちなみに私は直接大使館へ書類を持参しました。
当日は予約時間少し前に大使館へ到着しましたが、予約完了のスクリーンショットを大使館のスタッフ見せたところ、すぐに入館できました。
その後、予約時間まで待ち、無事に自動車運転免許証抜粋証明発効の申請が完了です。

自動車運転免許証抜粋証明の受領

私は、直接大使館へ申請に行ったため、発効される日をその時伝えてもらいました。

発効日以降で、大使館への来館予約を入れて自動車運転免許証抜粋証明を受け取りに行きました。

私の場合、申請から1週間弱で自動車運転免許証抜粋証明の発効が完了しました。

この時に必要な書類は以下の通りです。
・パスポート(原本)
・日本の運転免許証原本
・手数料£13

自動車運転免許証抜粋証明が汚れたり、崩れてしまうのを防ぐためにもクリアファイルなどを持参して行くことをおすすめします。

DVLA用紙を用意する

日本の運転免許証からイギリスの運転免許証に切り替える際に、DVLAのD1用紙が必要です。
DVLAとは英国の運転免許庁であるDriver & Vehicle Licensing Agencyの略です。

DVLAのD1用紙は、2種類の方法から入手することができます。
1.英国政府のホームページ「GOV.UK」からDVLA用紙を申請する方法
英国政府GOV.UKから用紙を申請した場合は、届くのに約1週間ほどかかります。
イギリスの運転免許証への切り替えを急ぎの方は、「Postofficeへ取りに行く」ことをおすすめします。

2.最寄りのPost Officeで入手する方法
※Postofficeで入手する場合は、「i would like to get a DVLA D1.」と伝えることで、すぐに入手できます。

DVLAのD1用紙の記入方法

D1用紙に、写真を貼付(添付)する必要があります。
写真のサイズは縦45mm×横35mmです。
英国政府のホームページから引用しました。(パスポートのサイズと免許証の写真のサイズが同じかは不明)

必要書類をDVLAへ郵送

DVLAへ必要書類を送る際は、必ずSpecialdeliveryを利用しましょう。
大事な日本の運転免許証とBRPを郵送するので紛失を防ぐためです。

UK

D1用紙に必要事項を記入した後、必要書類を持って、Postofficeへ向かいましょう。
この時、封筒はまだ糊付けしないでおきましょう。

DVLAへ郵送する書類と送付先は、以下の通りです。
必要書類
・DVLAへの申請書(D1)
・自動車運転免許証抜粋証明書(在英国日本国大使館から受領した用紙)
・日本の運転免許証
・BRP
・手数料分の小切手、もしくはPostal Order

・カバーレター
申請書送付先
DVLA, Swansea SA99 1BT

今回私が活用したSpeialdeliveryには、以下の機能があります。
・追跡機能(現在封筒がどこにあるか)
・無事に封筒がDVLAへ届いたか確認できる(1日ほどで到着した)
・日本の運転免許証とBRPを自宅に返送してもらうための返送用封筒
 (申請終了後に自宅にこれらを返送してもらうための袋を購入しました。
 袋の名前は「Loyal Mail Special Delivery」)

DVLAからイギリスの運転免許証が送られてくる際に紛失のリスクを下げるため、返送用封筒も同封することを郵便局員さんから勧められました。返送用封筒の「FROM」の部分には、自分の住所と名前を記入しました。

DVLAへ必要書類を郵送する際はカバーレターを同封しましょう。
カバーレターを必ず同封することをお勧めします。
日本の運転免許証を日本の大使館にしっかりと返還してもらうため)

カバーレターの内容は以下の通りです。

自分の名前と住所
DVLAの住所

Dear Sir/Madam,
 Please return this Japanese driving licence to the Embassy of Japan in the UK.

Embassyの住所

Kind Regards,
あなたのサインSignature

あなたの名前

みなさん、こちらのカバーレターを必ず同封するようにしましょう。
私はこちらのカバーレターを同封しなかったために日本の免許証は返還されませんでした。
実はこんなことが起きました。
Post Officeへ行った際にスタッフさんより「私はよく見ているから知っています。返送先を大使館ではなく自宅に郵送してもらうよう依頼したらそれで大丈夫です」とのアドバイスを頂き、半信半疑ではありましたが、返送先を在英国日本国大使館ではなく、自宅にするよう書き直しました。
結果、自宅に郵送されたのは、BRPカードだけでした。何ヶ月も日本国大使館からのメールを待っていますが音沙汰なしです。私の日本の運転免許証は破棄されてしまったのでしょう。

郵送にかかった費用

郵送にかかった費用は、DVLA申請料£43(小切手)+Special Delivery£6.85でした。

イギリスの運転免許証の受領とBRPの返送

英国の運転免許証とBRPは、DVLAに申請書が受理されてから約6週間かけてお手元に届くと言われています。
英国の運転免許証とBRPは別々に返送されるため、万が一英国の運転免許証が届いてもなおBRPカードが返送されない場合は、DVLAに直接問い合わせる必要があります。

私の場合は、DVLAへ必要書類を郵送してから19日後にBRPカードが返送されました。
英国の運転免許証は、BRPが返送されてから一週間後(26日後)に届きました。

日本の運転免許証、返送

DVLAから大使館に日本の運転免許証が返還された場合、「自動車運転免許証抜粋証明書」の申請書に記入したメールアドレスに連絡が届きます。
連絡が届いたら、来館もしくは郵送どちらかを選択して日本の運転免許証を返還してもらいましょう。

来館による返還を選択した場合
写真付き身分証明書を持参して来館しましょう。身分証明書はパスポート、BRPカード、英国運転免許証のいずれかになります。

郵送による返還を選択した場合
以下の書類を大使館まで郵送する必要があります。
・送付先住所と氏名が書かれた料金支払い済みSpecial Delivery封筒
・返還希望届(詳しくはこちらをご覧ください。)
・パスポートの身分事項ページのコピー

まとめ

イギリスの免許証を無事取得されますことを願っています。

くどいですがもう一度お伝えします、みなさん!
カバーレターには、先ほどお伝えした内容をしっかりと記載し同封してください。
他にもイギリスの免許証に切り替えた方のブログを拝見しましたが皆さんカバーレターを同封された方はみな、大使館に無事返還されています。

それではイギリスでの車生活がより豊かなものとなりますように。

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